【日光山 中禅寺 概要】
日光山 中禅寺(にっこうさんちゅうぜんじ )は、日光を開山した勝道上人(しょうどうしょうにん)によって奈良時代の784年(延暦3年)に建立されました。 勝道上人が男体山の登頂に成功したあと、中禅寺湖のほとりで祈願をしていたところ、湖上に千手観音の姿が現れました。その姿を桂の木に生えたままの状態で手彫りしたのが、本尊「立木観音」の始まりです。
創建当時は男体山の登拝口(現在の日光二荒山神社 中宮祠付近)にありましたが、1902年(明治35年)の大津波(男体山の土砂崩れによるもの)で被災し、現在の歌ヶ浜へと移転しました。また、日光山中禅寺は世界遺産「日光山輪王寺」の別院です。
【日光山 中禅寺 仁王門】

境内への入り口には、鮮やかな朱塗りの仁王門があります。門の正面左右には、邪悪なものを退けるための筋骨隆々とした「仁王像(金剛力士像)」が安置されています。

門の裏側(境内側)に回り込むと、江戸時代作とされる「風神・雷神像」が安置されており、表と裏で異なる守護神を見ることができます。
【日光山 中禅寺 手水舎】

仁王門をくぐってすぐの場所にあります。湧き水でしょうか・・・非常に綺麗な水でした。
【日光山 中禅寺 身代わりの瘤】

自分の身体の「病気や痛みがある部分」を触ったあと、この「木の瘤」に触れて祈願すると、瘤がその痛みを身代わりになって引き受けてくれると信仰されています(例:膝が痛ければ、自分の膝を触ってから木の瘤を触る)。
【日光山 中禅寺 波之利大黒天堂】

波之利大黒天堂(はしりだいこくてんどう)は、本堂(立木観音堂 )の右側に佇むお堂です。日光開山の祖・勝道上人を支えたと伝わる独自の仏様「波之利大黒天」を祀っています。お堂の本尊である波之利大黒天像は、住職さえも見たことがないというほどの厳格な秘仏として守られています。
【日光山 中禅寺 本堂(立木観音堂) 】

堂内は撮影出来ませんが、根本本尊である「十一面千手観世音菩薩(立木観音)」が安置されています。日光を開山した勝道上人が、中禅寺湖の湖上に輝く千手観音の姿を目撃しました。その感動をそのまま残すため、湖畔に生えていたカツラ(桂)の生木をそのまま使い、根が地面についた状態のままで仏像を彫り進めたと言い伝えられています。この独特な作られ方から、正式名称ではなく「立木観音(たちきかんのん)」という親しみやすい名で広く呼ばれるようになりました。現在は国の重要文化財に指定されています。
【日光山 中禅寺 五大堂】

本堂からさらに階段を上った、境内の一番高い場所にある祈願のお堂で不動明王を中心とする「五大明王」が安置されており、写経や大護摩祈祷などが行われます。天井画の「大雲龍」や、中禅寺湖を見渡せる舞台があります。
【日光山 中禅寺 五大堂からの展望】

傾斜地に建てられた五大堂の舞台(ベランダ)は絶好の展望スポットになっており眼前に中禅寺湖と男体山の大パノラマが広がります。
【日光山 中禅寺 愛染堂】

愛染堂(あいぜんどう)は、真っ赤な身体で憤怒(怒り)の表情を浮かべた「愛染明王」が祀られています。怖い見た目をしていますが、人間の「愛欲(人を愛する情熱)」をそのまま「仏への信仰心や正しいエネルギー」へと変えてくれる仏様です。
【日光山 中禅寺 御朱印】

500円(現金のみ)
【日光山 中禅寺 近くにある観光スポット】
日光二荒山神社 中宮祠、華厳の滝、日光二荒山神社(本社)、神橋、日光東照宮、輪王寺、大猷院、瀧尾神社、憾満ヶ淵・慈雲寺
【日光山 中禅寺 アクセス】
管理人の感想
お土産屋さんが並ぶエリアとは違って、観光地化されすぎていない素朴な雰囲気がとても良かったです。訪れる人が少ない分、お堂や手水舎、身代わりの瘤なども一つひとつ時間をかけて見て回ることができました。波之利大黒天堂の静けさや、五大堂からの遮るもののない中禅寺湖の絶景は、この少なさだからこそ味わえる贅沢だと思います。
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