【補陀山 長谷寺 概要】
補陀山 長谷寺(ほださん ちょうこくじ)は、福井県にある曹洞宗大本山永平寺の東京別院であり、徳川家康公の命により、家康の幼馴染みでもあった高僧、門庵宗関(もんなんそうかん)大和尚を招いて1598年(慶長3年)に創建されました。かつてこの地は「渋谷ヶ原」と呼ばれていました。古くから観音堂があり、奈良の長谷寺の本尊と同じ木から彫られたという小像が祀られていた縁で、ここを拠点に長谷寺が築かれたそうです。

また、江戸三十三観音札所の第22番札所でもあります。
ご本尊は釈迦牟尼佛(しゃかむにぶつ)。補陀山 長谷寺の信仰のシンボルとして十一面観世音菩薩を祀っております。※長谷寺は曹洞宗の寺院ですので、曹洞宗のご本尊は、お釈迦様(釈迦牟尼佛)となります。
【補陀山 長谷寺 山門】
西麻布の交差点から少し入った場所に突如現れるその姿は、周囲の近代的なビルやマンションとの対比で非常に際立っています。

1945年(昭和20年)の東京大空襲により、本尊や多くの伽藍(建物)が焼失しており現在の建物(山門を含む)の多くは、戦後に改めて建て直された比較的新しいものです。入ってすぐ右手にあるのが「観音堂」、その奥の正面に見える大きな建物が「法堂」が見えてきます。
【補陀山 長谷寺 雷神・風神像】
法堂(本堂)へ向かう階段の左右に、向かって右に「雷神」、左に「風神」が安置されています。

本来、風神・雷神は自然の驚異を神格化したものですが、仏教においてはお釈迦様(ご本尊)や仏法を守護する「護法善神」としての役割を担っている為と思われます。
【補陀山 長谷寺 法堂(本堂)】
曹洞宗では、一般的なお寺の「本堂」にあたる建物を「法堂(はっとう)」と呼びます。

1945年(昭和20年)の東京大空襲により、江戸時代から続く伽藍(建物の集まり)のほとんどが焼失してしまいました。戦後の復興計画の中で、まずこの法堂が昭和30年代に再建されました。

法堂は修行の場としての厳かな雰囲気が強く、修行風景の撮影は禁止されておりますので注意。
【補陀山 長谷寺 麻布大観音】

かつて日本三大長谷観音の一つに数えられましたが、第二次世界大戦の戦火で焼失しました。現在の巨大な十一面観音像は、1977年(昭和52年)に再建されたものです。

観音堂は誰でも気軽にお参りできる開放的な雰囲気があります。
【補陀山 長谷寺 麻布稲荷大明神】
麻布稲荷大明神(あざぶいなりだいみょうじん)は、お寺の守護神(鎮守神)として祀られていました。

日本では古くから「神仏習合」の習わしがあり、お寺の中にその土地の神様を祀ることは珍しくありません。特に曹洞宗では、豊川稲荷(愛知県)に代表されるように、稲荷信仰と結びつきが深い側面があります。
【補陀山 長谷寺 近くにある観光スポット(徒歩30分圏内)】
根津美術館、国立新美術館、森美術館、出雲大社 東京分祠、金王八幡宮、渋谷氷川神社、乃木神社、赤坂氷川神社、東郷神社
【補陀山 長谷寺 アクセス】
管理人の感想
西麻布の交差点から徒歩数分の場所にあるお寺。本堂(観音堂)に安置されている「麻布大観音」は、見上げるほどの巨像で圧倒的な存在感があります。都会の真ん中とは思えないほど静かで落ち着いた境内です。 六本木界隈を散策する際に、ぜひ立ち寄ってほしい場所です。
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